壁にはBOEのロゴが。【写真・IC】

香港—中国企業は、急速に成長する世界市場の中で、昨年スマートフォンAMOLEDディスプレイパネルの出荷でより大きな市場シェアを獲得した、と報告書は述べています。

コンサルティング会社の CINNO Research は調査ノートで、BOE Technology Group が率いる中国のメーカーが 2021 年に世界市場で 20.2% のシェアを獲得し、1 年前から 3.7% 上昇したと述べています。

BOE の出荷台数は前年比 67.2% 増の 6000 万台で、世界全体の 8.9% を占め、世界第 2 位です。これに、Visionox Co と Everdisplay Optronics (Shanghai) Co が続き、それぞれ 5.1% と 3% の市場シェアを獲得しました。

世界のスマートフォン AMOLED スクリーン市場は、長引くチップ不足などの課題にもかかわらず、昨年、36.3% 増の 6 億 6,800 万台の出荷で、堅調な増加を記録しました。

この部門は引き続き韓国のメーカーが支配しており、市場の80%近くを支配している、と報告書は述べている。サムスンディスプレイ単体の出荷台数は72.3%で、1年前より4.2ポイント減少した。